
背景
YTVでは、スポーツWebメディア「あすリートチャンネル」を運営している。
その中でライブ配信中にXやTikTokにてプロモーションを行いたい、中でも試合中の映像切り出し「インゲームクリップ」を行いたいというニーズがあり、内製開発を行った。
システム構成
ライブ配信キリトリ&タテ型化システム
ライブ配信の切り出しの機能構成は下記。

機能としては下記が挙げられる
- ライブストリーム映像のリアルタイム切り出し
- タテ型動画の生成
- カット編集
Webブラウザで動作するアプリで提供
・バックエンドの仕組みにはAWSを利用
高校サッカー配信にて実施

スポーツのライブ配信においてはプロモーション目的で恒常的に利用している。
また、専用の編集機を使わず、EdgeやChromeなどのWebブラウザがあれば運用できるため、番組のプロモーションなどにも用いられている。
導入によるメリット
いままではスポーツライブ配信のSNS切り出しをしようと思うと
1.現地のライブ映像を本社に伝送する
2.本社で収録し編集機に取り込む
3.編集機で必要な個所を書き出す
4.タテ型にするために別の編集ソフトでタテ型化する
5.SNS投稿用のPCで投稿する。
というフローを取る必要があった。
本ツールでは、1台のパソコンでインターネット接続環境さえあれば、ワンストップでタテ型動画の生成が可能になり大幅な作業時間の短縮に寄与する。
今後のスコープ
AIによるヨコ動画のタテ型化。(自動クロップ)
AIによるハイライト生成など
可能性を探っている

